スポルティングCP指揮官のルベン・アモリム監督が、自身の去就について語っている。
今季限りでの退任を発表しているユルゲン・クロップ監督の後任探しに奔走しているリヴァプール。後任有力候補とされていたのはレヴァークーゼンのX・アロンソ監督だったが、30日に記者会見で来季以降の残留を発表。その状況下で、日本代表MF守田英正が所属するスポルティングのアモリム監督が、リヴァプールの新指揮官最有力候補となったと報道されていた。
39歳のアモリム監督は『ESPN』で自身の去就について問われると、今シーズン終了後もスポルティングCPの監督を続ける保証はないと答えた。
シャビ・アロンソ監督のように、来シーズンもスポルティングにいることを保証するかと聞かれたアモリムは記者会見で 「いや、保証はできない。スポルティングは自分たちの将来を考えてくれている」と退団を示唆した。
「私はシャビ・アロンソのようには言えないよ。ただ、それは当初から常に明確で、選手たちに伝えるべき重要なことだと考えていた。クラブとは以前から将来のことを計画していた。 我々は来シーズンに向けて、あらゆる状況や望んでいることを概説している」
「私が言ったように、私は選手たちに話したし、リーダーとして私は約束を破ることはできない。 タイトルを獲らなければならないし、我々は正しい道を歩んでいる」
アモリムとスポルティングは2026年6月までの契約を結んでいる。2020年3月からクラブを率いているポルトガル人指揮官だが、今シーズンはクラブに集中することも強調している。
「私はここでとても幸せだし、それをはっきりさせたかっただけなんだ。自分の将来についてあまり多くを語りたくない。土曜日の)ベンフィカ戦に集中している」
「でも、スポルティングには多くの恩があるから、私がクラブにプレッシャーをかけることはないよ」