リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏は、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて持論を展開した。
リヴァプール生まれで、下部組織から18歳でトップチームデビューを飾ったアレクサンダー=アーノルド。以降公式戦349試合出場22ゴール87アシストを記録し、クラブ悲願のプレミアリーグ初優勝やチャンピオンズリーグ制覇に貢献してきたが、現行契約は今季限りとなっていた。
そして先日イギリスやスペインの複数メディアは、かねてより噂されていたレアル・マドリーと個人合意に至ったと一斉に報道。契約は「99%完了した」とまで伝えられている。そしてこの報道について、キャラガー氏は『Stick to Football』で以下のように語った。
「ファンが不満に思っているのは、フリーで退団することや決断を伝えるのが遅かったなど、1つではないようだ。3~4つのことに苛立ちを覚えているようだね」
「私としては、彼がフリーで去ることに腹を立てているわけじゃない。地元出身でリヴァプールファンの私からすると、リヴァプールは毎年プレミアリーグやチャンピオンズリーグのタイトルを争う立場にあるのに、ということだ。リヴァプールファンで地元出身の彼がそう思っていないのが、ただただ残念でならない」
「私が彼の立場だったら、リヴァプールでマンチェスター・ユナイテッドとプレミアリーグの優勝回数で並びたいと考える。あと7~8年ここにいて、彼らに3~4つの差をつけたい。もちろんヨーロッパの大会でも優勝してね」
マージーサイド出身で、ユースチームからプロキャリアのすべてをリヴァプールに捧げたキャラガー氏。だからこそ、アレクサンダー=アーノルドの退団報道にショックを受けているようだ。




