リヴァプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルドの去就について、イギリス『スカイスポーツ』の識者が予想している。
リヴァプール生まれで6歳からユースチームに所属するアレクサンダー=アーノルド。18歳でトップチームデビューを果たすと、すでに公式戦321試合に出場しており、DFながら19ゴール83アシストと驚異的なゴール関与数を記録してきた。さらにチャンピオンズリーグやプレミアリーグ優勝など、数々のタイトルも手にしている。
そんな26歳DFだが、リヴァプールとの現行契約は今季限り。本人は以前に「正直に言うと、一番大事なのはタイトル」としつつ将来について明言を避けていた。それでも、ダニ・カルバハルが長期離脱中のレアル・マドリーがトップターゲットとして狙っており、1月の移籍市場でも獲得に動く可能性があると複数メディアで伝えられている。
そんな去就に揺れるアレクサンダー=アーノルドについて、ティム・シャーウッド氏が『スカイスポーツ』で言及。選手・監督としてプレミアリーグで活躍した識者が将来を予想した。
「私が思うに、トレントは出ていくと思う。レアル・マドリーから誘いが来たらね……彼はこのクラブですべてを勝ち取り、素晴らしい働きをしてくれた。だが、今の彼を引き留めるチャンスはないと思う」
なおリヴァプールでは、アレクサンダー=アーノルドに加えてモハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイクと主力3選手の契約が今季で満了する。シャーウッド氏は、両者についても持論を展開した。
「我々が話しているのは、タイトルを掲げたいワールドクラスの選手たちについてだ。彼らはチャンピオンズリーグ出場権に興味があるのではない。トロフィーを掲げたいんだ。シーズン序盤の彼らの好調は、リヴァプールの助けにしかならないね。だが、ファン・ダイクとサラーに関しては違うと思う。彼らがどこに行くのか、そしてリヴァプールより良いクラブがどこなのかはわからない」




