イングランド代表で好パフォーマンスを見せたDFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて、イギリス『BBC』が分析している。
リヴァプールではデビューから右サイドバックとして公式戦319試合19ゴール83アシストを記録するアレクサンダー=アーノルド。しかし、イングランド代表ではその起用ポジションに常に注目が集まっており、ガレス・サウスゲート前監督時代は主に中盤で起用されてきた。そして現在チームを指揮するリー・カーズリー暫定監督は、就任から3試合は右サイドバックで起用している。しかし、13日に行われたフィンランド戦(3-1)では左サイドバックで起用。すると直接FKを叩き込むなど、フル出場で見事なパフォーマンスを見せていた。
この活躍について、『BBC』のジェス・アンダーソン記者は「またも本来のポジションを外れてプレーしたが、見事なFKを叩き込むなど、彼にとってはおなじみの展開だった。リー・カーズリーの実験的な最新の試みだったが、左サイドで積極的にプレーに関与し、創造性を発揮している。しかし、守備のミスや懸念は払拭できず。ポジションに関係なく、彼の存在は意見を二分し続けている」と分析している。
なお、ジャック・グリーリッシュは『ITV Sport』で「FKの前、トレントに『これを決めたら500ポンド(約9万7000円)あげるよ』と冗談を言ったんだ。そしたら隅に叩き込んだんだよ。だから借金があるんだよね」と語り、見事なFKを称えていた。
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