アヤックスのディレクターを務めているマルク・オーフェルマルス氏が、同僚女性への不適切メッセージによって電撃退団することとなった。
1992年~1997年までアヤックスでプレーし、チャンピオンズリーグ制覇など数々の栄光を掴んだオーフェルマスル氏。その後アーセナルでもプレミアリーグ優勝を経験、オランダ代表としても活躍し、2004年にバルセロナで現役を引退した名選手である。2012年からはアヤックスのディレクターを務め、先日2026年までの契約延長にサインしたばかりだった。
しかし、同僚女性への不適切メッセージが発覚。エドウィン・ファン・デル・サールCEOや監査役員会とのミーティングを経て、その職を退くことが決定している。監査委員会のリーン・マイヤール委員長は、以下のように公式声明を発表した。
「この問題に対処しなければならなかった女性は最悪な気分だった。マルクはアヤックス史上最高のディレクターではあるだろう。だがら契約を延長した。だが、彼は本当に一線を越えてしまった。ディレクターを続けるという選択肢は、彼も認識していたとおりなかった。関係者全員のプライバシーが守られることを願う」
また、ファン・デル・サールCEOも「誰にとっても最低な状況だ。自分の役割として、同僚を助ける責任も感じている。安全な職場環境はすべての人間にとって重要だ。マルクとは1990年代初頭から一緒に戦ってきたが、それが突然終わってしまった。この知らせはアヤックスを愛するすべての人にとって大打撃だが、我々の野心は変わらない」と述べている。
そして、オーフェルマルス氏自身も謝罪の声明を発表している。
「自分を恥じている。先週、私の行動に関する報告を突きつけられた。これがどのように他の人へ伝わってしまったのかを。私はこれが一線を越えていることに気づいていなかった。それがここ数日で明らかとなった」
「突如として巨大な重圧を感じるようになった。謝罪したい。確かに、私のような立場の人間にとって、これは許される行動ではない。今ならわかる。だが、もう遅い。アヤックスを去る以外に選択肢はない」
「これは私のプライバシーにも大きな影響を及ぼしている。皆さんには、私と私の家族からは距離をとってほしいと思う」
現在エールディビジで首位を走り、チャンピオンズリーグでも決勝トーナメントに勝ち進んでいるアヤックス。そんなオランダ屈指の名門に、激震が走っている。


