6月再開を目指すプレミアリーグ…イギリス政府も「できる限り早期」の再開を支持

【欧州・海外サッカーニュース】新型コロナウイルスにより中断するプレミアリーグは6月8日の再スタートを目指す。イギリス・スポーツ省長官もフットボール界支援のために早期の再開を望んでいるようだ。

プレミアリーグは6月の再開を目指しているが、イギリス政府もこの案を支援しているようだ。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるイギリスでは、27日現在、感染者計15万7000人、死者2万1000人に達するなど深刻な状況が続いている。これを受け、3月13日に中断が決まったプレミアリーグは無期延期の状態で、再開の目途は立っていない。

それでも、シーズン打ち切りや無効を阻止したい同リーグは、イングランドサッカー協会（FA）などと協力して再開を目指し、政府も同様の考えを持っているようだ。

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デジタル・文化・メディア・スポーツ省のオリヴァー・ダウデン長官は「個人的に、フットボールコミュニティ全体を支援するためにできる限り早期の再開を視野に入れたプレミアリーグとの会談の場を設けた。しかし、このような動きは常に公衆衛生ガイドラインと調和していなければならない」と語った。

またイギリス『BBC』によると、プレミアリーグは6月8日を再開日時の候補に挙げており、7月末の完結を目指すようだ。それに先立ち、5月18日までに各クラブがトレーニングを再開する必要がある。アーセナル、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、ウェスト・ハムは27日から個人セッションのためにトレーニンググラウンドを開放しており、トッテナムも28日から同様の措置を取る見込みだ。