レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別疑惑を巡り、欧州サッカー連盟(UEFA)が動いた。
UEFAは18日に人種差別的行為に対する調査開始を発表。『The Athletic』によると、UEFAは注目度の高い事案であるが故、倫理・懲戒担当の調査官を任命し、関係者からの聞き取り調査を通じて証拠収集するといい、結論まで数週間ほどかかる見通しという。したがって、ベンフィカのアルゼンチン代表FWジャンルカ・プレスティアーニは25日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグのレアル・マドリー戦も出場できる模様だ。
17日のCLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグで50分のゴラッソでチームに勝利を呼び込んだヴィニシウスだが、得点直後にCKフラッグ付近で喜びのダンスを披露すると、これが相手陣営を挑発する形で騒動に発展。プレスティアーニから「お前はサルだ」と差別発言を浴びせられたと主審にアピールし、試合が反人種差別プロトコルに則って10分近く中断した。
なお、『The Athletic』いわく、人種差別行為が確認されれば、UEFAの規定では最低でも10試合の出場停止処分が科されるとのことで、クラブが主導となって意識啓発プログラムの受講も義務づけられるようだ。
