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「サッカーできていることが幸せ」。JFLからJ1まで経験した岡村大八が語る町田ゼルビア

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苦労人と言われる。JFLからJ1までの各カテゴリーを経験してきた。遡れば高校時代もレギュラーだったわけではない。本人は「サッカーを辞める決断ができなかっただけ」と笑顔を見せる。入る前のイメージとは違っていたFC町田ゼルビアというクラブ、移籍して改めて気付いたこと。「サッカーができていることが幸せ」と言い切る岡村大八に、新シーズンと移籍後の自身について聞いた。(聞き手:川端暁彦/取材日:1月27日)

◾️戦術がどうとかの前に「負けない」こと

20260213-J1-machida-daihachi-okamura©Yuki Nagao

——明治安田J1百年構想リーグに向けての気持ちを聞かせてください。

僕個人としては何も変わらないです。いつものリーグ戦とまったく変わりません。ただ、大会の期間が短いだけだと思っています。ACLエリートの出場権もかかっている大会です。優勝を目指しに行く、ただそれだけです。

—気持ちの部分は例年どおりということですね。

もちろん、去年よりもっと良いものを積み上げようというチャレンジはやっています。降格がないことで、思い切った挑戦をしやすい側面はあると思います。自分もどういうチームに仕上がっていくのか楽しみにしているところがあります。何が何でも結果を求めていきたい。昨季は、天皇杯を勝ち獲れたのはいいことでしたが、リーグでもタイトルを争っていきたいですね。そのための準備もしっかりしないと。

——そういったタイトルへの渇望感は、町田へ来たからこそですか?

僕個人としては変わらないですよ。(北海道コンサドーレ)札幌の時も優勝を目指してやっていましたし、結局届かないところはありましたけれど、タイトルは常に目指していました。

ただ、結果以上に戦い方であったり、そういったところに目を向けがちな部分もあったと思います。町田に来て、まず最低限である「目の前の相手に負けないこと」を改めて徹底するようになったと感じます。サッカーにおいて、戦術がどうとか監督がどうとかの前に、一人の選手として、まず目の前の相手に負けないと思いながら走って戦って勝つ。そういったところの連続だと、より思うようにはなっています。

そういう部分で札幌にいた時の自分は今よりも緩かったと思います。戦術に頼り過ぎていたというか、町田に来て改めてそういった部分の大切さを感じることができたのは大きいですね。もちろん、戦術と個人のどちらが重要とかではなくて、年間通して戦っていく上で、両方が必要になってくるんだと思っています。

——町田で戦う中で、頼られる存在になっていったように見えます。

……どうなんですかね? 

——いやいや、絶対そうだと思いますよ。

まず、やっぱり自分が思ったことをハッキリ言うようにしたのは良かったのかもしれません。忖度せずに言う。

町田には国内外の代表選手もいるわけです。そういう中で、代表の選手であっても、たとえワールドカップに行った選手であっても、自分の意見をしっかり伝えることは大事にしています。

彼らも子供じゃないので、自分の意見が正しければ、しっかり通してくれます。みんながしっかり周りの意見を受け入れながらやってくれているのも大きいですね。そういった彼らの人間性にも助けられたからこそだと思います。良い相乗効果が生まれてますし、さらにもっともっと良いチームになれるとも思っています。

◾️黒田監督にも意見を伝えている

20260213-J1-machida-daihachi-okamuraGetty Images

——町田に来て改めてここがいいなと感じた部分はどこでしょう?

まずは一つひとつの練習へ取り組む姿勢ですね。強度が非常に高いと思いました。風通しも良いですしね。先ほども言いましたが、自分が何か意見を言っても、それをしっかり聞いてもらえます。黒田剛監督も意外にいじりやすいですし(笑)。

——黒田監督にも意見を伝えているんですね。

もちろん、正直に言っています。そこは自分が町田へ入る前に思っていたイメージとはだいぶ違いました。意外におちゃらけたり、いじったり、いじられたりとかもしますし、親しみやすい監督ですね。それもあって、意外にすんなりと町田の中へ入っていけたのもあります。選手も人としてしっかりしていて、先輩としても人間としても尊敬できる人たちが多いので、やりやすかったです。

——雰囲気の部分も入る前のイメージとは違っていた。

そうですね。今年のキャンプに練習参加しに来ていた現役の大学生も、「こんなに良い雰囲気のチームだと思わなかった」とか言われました(笑)。キャンプに来た(練習生の)学生に「一緒にサウナ行こうぜ」とか、「飯行こうぜ」とかってそんなにならないんですけど、ウチにはそういう選手が多いです。実際、自分も一緒にサウナへ行ったりもしました。

——それは素敵な文化ですね。

本当に。いいところだと思います。プロサッカー選手として成功していく上で、人間性は非常に大事になってきます。僕も今J1にいさせてもらって、すごく感じることが多くなりました。

◾️手の届く範囲の人を幸せにできたら

——「岡村の人間性は素晴らしい」とクラブの監督・スタッフも話していましたよ。

いやいや、僕はもうただ笑っているだけです。裏も表もなくやりたいと思っていますし、自分の意見をちゃんと言おうとは思っています。それだけです。

——そういった真っすぐな姿勢が評価されているのだろうと思います。去年もケガに苦しみながら戦い抜きました。

そこはもう、僕よりも苦しい思いをしている選手が周りにいるので、1ヶ月や 2ヶ月程度のケガで弱音なんて吐いていられないというだけですよ。中村帆高選手だったり菊池流帆選手だったりに比べれば…。

菊池選手は1年のケガを強いられてしまって、僕は 2ヶ月でも苦しかったのに1年なんて本当に。そういった苦しい思いがありながらも、気丈に振る舞っていて、そういう(苦しさを)のを感じさせないんですよ。中村選手もそうですが、そんな姿を見させてもらえていたのは大きかったですね。

——そういう姿を見たら、負けていられないですよね。

そうです。僕らはサッカーをしてお金を稼がせてもらっているわけです。今日は公開練習だったので多くの方が来てくださいました。そういう方たちだったり、エキップの方だったり、マネージャーもいろいろと身の回りのこともやってくださっている。食事を作ってもらえているのも当たり前じゃないです。自分がちょっと苦しい思いをしていると言っても、実はそんなに苦しくないんですよ。

自分の好きなことをやって、こうやってプロとしてやれていることを「幸せだな」と感じながら、 1 日 1 日大事に過ごしていきたいと思っています。そういう人たちに感謝しながら、結果としてお返しできればいいなとは常に思っていますね。

——試合を観に来てくれた方を幸せにできたらいいですね。

全人類の人を幸せにしようなんてことは思っていないですけど、少なからず僕の周りの人だったり、自分の手の届く範囲の人を幸せにできたらいいなとは思っています。

——岡村選手のように高校でレギュラーになれず、JFLも経験した中で、下から這い上がっていった出世譚の部分は、いろんな人が励みになっている部分もあると思います。

本当ですか。それはやっぱり一番嬉しいですね。

僕はもう「諦められなかった」だけですけどね。だから「すごい」って言われても、逆に僕はサッカーを辞めるという選択、その決断をするほうができなかったんです。逆に僕はその決断をして、社会に出て働くことを選んだ人たちの方が「すごい」とも思いますしね。

でも、その一方で、なかなか上のカテゴリーに上がれないでいる選手から DM とかもいただいたりするんです。僕の姿を見て、少しでも上を見て努力できたり、やっていくための努力に繋がってくれればいいなとは思っています。

——岡村選手の足跡は、いろいろな方の支えになっていると思います。本日はお忙しい中、ありがとうございました。

もっともっと頑張っていきたいなと思っています。こちらこそ、ありがとうございました。

【Profile】
DF 50 岡村 大八(おかむら・だいはち)
1997年2月15日生まれ、28歳。183cm/85kg。東京都出身。バディFC世田谷-キンダー善光SC-FC HORTENCIA-前橋育英高-立正大を経て、2019年J3・ザスパクサツ群馬に加入。同年テゲバジャーロ宮崎(当時JFL)に期限付き移籍。20年群馬(J2)復帰。21年北海道コンサドーレ札幌(当時J1)、25年よりFC町田ゼルビアに移籍。J1通算143試合出場9得点、J2通算42試合出場2得点、J3・3試合出場。前橋育英高では坂元達裕(コヴェントリー)、小泉佳穂(柏レイソル)、鈴木徳真(ガンバ大阪)、渡邊凌磨(浦和レッズ)とチームメイト。

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