アーセナルでプレーするブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリの行動が波紋を呼ぶ。
プレミアリーグで首位をひた走るなか、8日の第21節では苦しみながらも4位にまで持ち直すリヴァプールをホームに迎え撃ったアーセナル。勝ち切れば2位マンチェスター・シティとの勝ち点差を「8」に拡大できたアーセナルは前半こそペースを握ったものの、後半に入ると、昨季王者に巻き返され、0-0のドローに終わった。
そんな試合の後半アディショナルタイム、リヴァプールDFコナー・ブラッドリーが自陣右のタッチライン付近で膝を痛めてピッチに倒れ込むと、マルティネッリが時間稼ぎに感じてか、外に押し出そうとし、両軍イレブンが一触即発ムードに。最終的に主審からマルティネッリと突き飛ばしにいったイブラヒマ・コナテにそれぞれイエローカードが出され、その場が収束した。
イギリス『スカイスポーツ』で解説を務めるギャリー・ネヴィル氏はマルティネッリの行為に対して、「彼をピッチから押し出すなんて無茶だ! あんなのは許されない。ひどすぎる。謝罪が必要だと思う。(後の)ブラッドリーは担架で運ばれている。正直に言って、マルティネッリに腹が立つ。恥ずべき行為だ」ときっぱり。ロイ・キーン氏も「あの行為はまったくもって恥ずべきもの。マルティネッリがあれを見直して、謝罪するのを願う。あれはいいことではない」と断じた。
また、ダニエル・スタリッジ氏もこの件に言及。「見ていてがっかりしたよ。情熱や、勝ちたい思い、チームメイトの力になりたいという気持ちがあってのことだが、フットボーラーとして敬意を払う必要がある。怪我は決して気分がいいものではない。マルティネッリが時間稼ぎを感じたみたいだが、相手が倒れ込んでいるのを認識しないと。自分も同じような経験があるはずなのだから」と述べた。
スポーツマンシップを欠いた行為で批判の声を集める事態に陥ったマルティネッリだが、試合後に自身のインスタグラムで「コナーとはメッセージのやり取りをし、もう謝罪した。僕はあのヒートアップした展開で彼が重傷を負ってしまっていたのをまったく把握できていなかった。自分の反応を深くお詫びしたい。コナーの早い回復を祈っている」と反省の言葉とともに、相手方の早期復帰を願った。





