Jリーグは29日、2026-27シーズンからのシーズン秋春制移行前の2026年前半に開催する特別大会のスケジュールなどを発表した。
これまで冬の2月~3月からシーズンを開始し、11月~12月にシーズンを終了する春秋制のシーズンを採用してきたJリーグ。2023年12月には、2026-27シーズンからリーグ戦を秋春制に移行することを発表しており、シーズン移行期の2026年前半には特別大会を実施することになっている。
特別大会の名称は現時点で仮称で、「J1リーグ特別大会」「J2・J3リーグ特別大会」に。大会スケジュールは、地域リーグラウンドが2026年2月7日・8日から5月23日・24日まで。プレーオフラウンドが第1戦を5月30日・31日に、第2戦を6月6日・7日にそれぞれ開催する。
リリースで発表された大会のスケジュールと概要は以下のとおり。
J1リーグ特別大会/J2・J3リーグ特別大会について
(1)大会スケジュール
【地域リーグラウンド】2月7日(土)・8日(日)~5月23日(土)・24日(日)
【プレーオフラウンド】第1戦:5月30日(土)・31日(日) 第2戦:6月6日(土)・7日(日)
※各日程については金曜開催の可能性もあります。
※J1リーグ特別大会も含めて、3月のインターナショナルウインドー期間及び5月・6月のワールドカップ出場選手公式休暇期間にも開催され、当該期間は代表招集が優先されます。
(2)登録ウインドー/追加登録期限
登録ウインドー:1月12日(月)~4月8日(水) *1回のみ
追加登録期間:5月1日(金)まで
(3)大会名称/レギュレーション等
2025年8月または9月に発表予定
(4)地域リーグラウンドのグループ組み合わせ
2025年12月に発表
※2025シーズンの昇格/降格クラブの確定後、2月・3月頃にホーム開催ができない降雪地域クラブのバランスや、同都道府県クラブができる限り同グループになるようにといった調整を行った上で、決定いたします。
検討の背景
J1リーグ特別大会とJ2・J3リーグ特別大会は、2026/27シーズンのシーズン移行前に開催される特別なタイミングでの大会となります。6月11日から開幕されるFIFAワールドカップ26までに大会を終了させることを前提にすると非常に限られた期間となり、この中でファン・サポーターやステークホルダーの皆様にとって価値の高い大会を開催するために、60クラブで議論をし、様々な対応を検討・決定しています。
大会概要
⑴J1リーグ特別大会
・J1 20チームが参加/全200試合
・地域リーグラウンド、プレーオフラウンドの2つのラウンドで構成
・PK戦による完全決着方式
・特別大会による降格はなし
・優勝クラブはAFCチャンピオンズリーグエリート2026/27の出場枠を獲得
・「勝点1ごと」「最終順位ごと」の特別助成金を設定(総額12億円)
⑵J2・J3リーグ特別大会
・J2・J3 40チームが参加/全400試合
・地域リーグラウンド、プレーオフラウンドの2つのラウンドで構成
・PK戦による完全決着方式
・特別大会による昇格・降格はなし。JFLとの昇降格も行わない
・「勝点1ごと」「最終順位ごと」の特別助成金を設定(総額6億円)
※大会名称、ラウンド名称は仮称

