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オナイウ阿道が再デビュー戦で感じた喜びと決意「特別なものを持っている」浦和レッズで復帰後初勝利を目指す

今月23日にドイツ2部マクデブルクから完全移籍で浦和レッズに加入したFWオナイウ阿道が、再デビューを飾った。

9年ぶりに浦和のユニフォームに袖を通した背番号45は「これだけのサポーターが入ったり、ああいうもの(コレオ)を出せるのは、レッズがJリーグのなかでも特別なものを持っているからだと思う」と、5万2841人の大観衆に胸を高鳴らせた。

2017年にジェフユナイテッド千葉から浦和に加わったが、分厚い選手層のなかで苦しみ公式戦7試合1得点でクラブを去ったオナイウ。

それでも2019年に移籍した大分トリニータでは10得点、翌年から加入したJ1横浜F・マリノスでは2シーズンで計23得点を奪い、日本代表に選出されるほどのプレーヤ―に成長した。

2021-22シーズンからは初の海外挑戦に挑み、今季はドイツ2部のマクデブルクに移籍した。しかし思うような出場機会に恵まれず、浦和に帰還した。

「試合に出ていなかった時間が長かったですし、いろいろなことを思っている人がいると思います。だけど自分のなかでは、まだできると感じている。ちゃんと結果で表すことができれば、チームにとってもプラスになりますし、応援してくれるサポーターにとっても、いいリアクションになるんじゃないか」

オナイウは「30歳になった今、もう若手ではありません」とチームを引っ張る覚悟だ。鹿島との一戦でストライカーは、2-2で迎えた72分から途中出場し、Jリーグ復帰後の初出場で逆転を目指した。

「2-2の状態だったので(FWイサーク・キーセ・テリンとの)ツートップみたいな形で、裏のスペースをタイミング良く使えたらと思っていました。相手にボールを持たれたり、セカンドボールを拾われる時間が多かったので、僕とイサクで時間を作ったり、サイドにボールがあるときは、二人でゴール前のポイントになれればいいと考えていた」

前線からのチェイシングと、欧州で鍛えられたボールキープで攻撃の起点となった。しかし自慢の快速を生かす場面は限られ、シュートを打たせてもらえなかった。

浦和は90分にコーナーキックから逆転弾を許し、2-3で逆転負け。オナイウにとっては、ほろ苦い復帰戦となった。

帰国してからの日はまだ浅く、オナイウは「僕としては、もっとボールも受けて起点にもなりたい。クロスに対しても、もっとタイミング良く入っていきたいです。まだまだ良くなれると思います。やっぱりトレーニングからしか、いいコンディションは作れない」と徐々にパフォーマンスを上げていきたい。

浦和復帰後の初戦を勝利で終えられなかった悔しさは大きい。それでも、昨年12月以来で約2カ月ぶりとなる公式戦でのプレーとなったオナイウは、大観衆の前で再びプレーできる喜びをかみしめる。

「たくさんのサポーターが応援してくれているなかで、サッカーができる幸せを感じました。こういう雰囲気を味わえるだけでも、やっぱり幸せだなって。

試合に勝つことで、もっといい雰囲気や結果をサポーターの方には届けられると思います。きょうは負けてしまいましたが、みんなもポジティブな部分がたくさんあったと思うので、勝つためにいろいろと修正しながらやっていきたい」

まずはゴールを挙げて、チームを勝たせたい。オナイウの再挑戦が始まった。

取材・文=浅野凜太郎

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