昨季よりプレミアリーグから降格し、今季は2部相当のチャンピオンシップを戦っているレスターだが、財務違反によって勝ち点6をはく奪されると、成績不振も重なって降格圏に転落。プレミアリーグ優勝を成し遂げた2015-2016シーズンから10年間が経ったいま、3部への降格危機に瀕している。
第43節終了時点で勝ち点41の23位に沈むレスターは、早ければ次節のハル・シティ戦で運命が決まる。残り3試合で、22位のオックスフォード・ユナイテッドとは3ポイント差、21位のブラックバーンとは8ポイント差となっており、勝利が絶対となる。
そんななか、0-1で敗れた前節ポーツマス戦後にはサポーターの不満が爆発。
「お前はユニフォームを着る資格がない」というチャントが響き、一部選手と口論にまで発展したほか、試合後にはファンがチームバスに乗り込む事態にまで発展した。
『BBC』のインタビューに応じたレスターファンのニメシュ・パテル氏は、「これほどひどい試合は久しぶりに見た」と落胆。「彼らが何者なのか、私にはさっぱり分からない。魂も、思いやりも、切迫感も、真の遊び心も創造性も全く感じられない。何百マイルも離れた場所からこんなものを見に来たなんて、本当にひどい話だ」と苦言を呈した。
予断を許さない現状だが、GKアスミル・ベゴヴィッチは「戦い続けるだろう」と強い言葉を残した。守護神はファンの感情に理解を示しつつ、「まだ何でも可能だ」と残留への決意を口にした。
「ハルとの試合は重要な一戦だ。もし勝てば、状況は大きく変わるだろう。もちろん、多少の運や幸運も必要だが、我々はできる限りの努力を続ける」
