ベガルタ仙台は3日、アイリスオーヤマ株式会社が筆頭株主となり、同社の関連会社になる見込みだと発表した。
株式会社ベガルタ仙台(本社:宮城県仙台市)として戦っていた仙台は、今年でクラブ設立32年目を迎えていた。一方で経営面においては、2008年の無償減資や複数回の増資、株主数の増大などの課題を抱えながらの運営が続いてきた。
またコロナ禍を経て経営規模が横ばいしていたなか、他クラブとの差は拡大。さらにJリーグは、全Jクラブの売上を2023年時点から10年間で1.5から2倍へ引き上げることを掲げており、その目標を達成するための様々な戦略や施策を実行することが、クラブに求められていたと説明した。
そして現在の株主構成では事業拡大の限界が見えてきたとし、筆頭株主をアイリスオーヤマとすることで、「安定的な経営基盤を確保し、足腰の強いクラブに生まれ変わる」ことを目指す。仙台は、2000年から継続してユニフォームパートナーだった既存大口株主でもあるアイリスオーヤマの保有する当社株式の議決権比率が3分の1を超え、筆頭株主となる見込み。株式譲渡契約は4月22日までに締結される予定だ。
なお、今後は財務面の安定化、トップチームを中心としたトレーニング環境の改善、スタジアム・観戦体験の高度化、デジタル活用・地域連携によるファン拡大と収益モデル強化などを推進していくという。
