ジェフユナイテッド千葉DF久保庭良太が、さらなる向上心を口にした。
明治安田J1百年構想リーグの第2節が15日にフクダ電子アリーナで行われ、ホームのジェフユナイテッド千葉は、川崎フロンターレとスコアレスドローで今季初のPK戦に挑み、8-9で敗れた。
センターバックで先発出場した久保庭は、持ち味のカバーリングと体を投げ出すシュートブロックで、クリーンシートに貢献。前節でハットトリックを記録した川崎FWエリソンにも仕事をさせなかったが、「もっとできる」と満足していない。
「受け身にならず、主体的に守備をしてカウンターにつなげていくことが、きょうもキーになっていたと思います。そのなかで、もっとボールを取り切るシーンや相手を潰す場面を、ディフェンスラインとして増やさないといけません」
前節の浦和レッズ戦では、前半立ち上がりに奪われた2得点をひっくり返せないまま0-2で敗れた。チームの2失点目につながる場面で、守備対応していた相手に振り切られてしまった久保庭は「個の部分で上回られたし、コミュニケーションの部分でも簡単に失点をしてしまった」と悔しさをにじませていた。
それから1週間。千葉はディフェンスライン全体で、自分たちのプレーを見つめ直してきた。
一人ひとりの判断や守備対応はもちろん、バックライン間でもコミュニケーションを重ね、「ボールを取りに行くか、ステイするかどうかの選択を整理してきました」と、より洗練された守りを披露し、無失点で試合を終えた。
PK戦の末に敗れてはしまったが、着実に進歩している。
久保庭は「(小林慶行)監督も言っていましたが、内容として自分たちのサッカーができていなかったわけではない。強みを出せれば、勝ち切れる試合が増えていくと思います。最後のシュートを決め切る力、守備から攻撃につなげていくクオリティをもっと出せれば、勝ちを拾えていく」と、今季初勝利を目指す。
取材・文=浅野凜太郎


