元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のミラレム・ピャニッチが現役引退を明言した。イタリア『トゥットスポルト』が伝えている。
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表として115試合17ゴールを記録している現在35歳のピャニッチは、2007年11月に17歳でフランスのメスとプロ契約を締結。その後、リヨンを経て、2011年に8月にローマへ。2015-16シーズンでは10ゴール12アシストの活躍を披露すると、2016年6月にユヴェントスへと完全移籍し、在籍した4シーズンでセリエA4連覇を果たすなど、タイトルを多数獲得した。その後、バルセロナやベシクタシュ、UAEのシャールジャFCでプレーした後、2024年9月にCSKAモスクワへ。公式戦25試合に出場していたが、2025年7月からは無所属となっていた。
ピャニッチは先月、ユヴェントスの練習場であるコンティナッサを訪問。その際、SNSでは同クラブのファン・サポーターから復帰を求める声が多数あったという。
そのことについて、ドバイで開催されたワールド・スポーツ・サミットに出席した際に問われたピャニッチは微笑みながら、「読んだよ。でも、もう僕はやめたんだ。今は育児と父親としての生活を楽しんでいるんだ」と現役を引退したことを明らかにしたと。
なお、将来については「正直、まだ決めていない。慎重に、冷静に考える。急いではいないよ」とコメントしている。
