サンフレッチェ広島でプレーするMF田中聡のドイツ行きが決定的なようだ。
ドイツ『スカイ』の移籍市場に詳しいフロリアン・プレッテンベルク記者は「サトシ・タナカがフォルトゥナ・デュッセルドルフに移籍決定」とレポート。さらに詳細として、こう続ける。
「広島と完全合意。メディカルチェックが済み、2030年までの契約を締結した。移籍金は約100万ユーロ。近日中に正式発表される」
移籍金の約100万ユーロは日本円換算でおよそ1億8000万円。卓越した目利きで知られ、デュッセルドルフの強化責任者に就任したばかりのスヴェン・ミスリンタート氏による「初のエキサイティングな補強」という。
現在23歳の田中は湘南ベルマーレのアカデミーからトップチームに上がり、ベルギーのコルトレイクで欧州を経験。今季から広島入りすると、J1ベストイレブンに輝いた。
デュッセルドルフは2.ブンデスリーガに属し、今季のここまで3部との入れ替えプレーオフに回る16位に低迷。かつて田中碧が所属するなど、日本人選手との縁もある。


