FC町田ゼルビアは25日、FWミッチェル・デュークがオーストラリア1部のマッカーサーFCに完全移籍すると発表した。
2015年2月の清水エスパルス入りで初来日のミッチェル・デューク。その後、オーストラリアやサウジアラビアでプレーした時期もあったが、2021年夏のファジアーノ岡山入りでJリーグに復帰し、2023年から町田に加入した。
その町田では加入初年度からクラブ初のJ1リーグ昇格に貢献するなど、通算110試合で20得点9アシストをマーク。今季のJ1リーグでは25試合で3得点1アシストをマークし、初のメジャータイトルとなる天皇杯優勝にも貢献した。
オーストラリア代表としても50キャップを誇る34歳FWだが、今年をもって母国帰還を決断。クラブ公式サイトで町田での3年間を振り返りながら、別れの挨拶をした。
「町田で過ごしたこの3年間は、私のキャリアの中でも最高の時間の一つでした。クラブの一員として過ごした毎年、歴史を作ることができました。J1昇格、ACLエリート出場権獲得、そして天皇杯優勝。このクラブで過ごしたすべての瞬間が本当に大好きでした」
「一緒に仕事をしてきた素晴らしい監督・コーチ、選手たち、そして毎試合スタジアムに足を運び声援を送ってくれたサポーターの皆さんに心から感謝しています。クラブのこれからのさらなる成功と、新たな歴史が生まれることを心から願っています」
