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「これからも変わることのない特別な存在」 松田詠太郎が横浜FMに別れ…4度のレンタルを経て熊本に完全移籍

ロアッソ熊本は24日、横浜F・マリノスからMF松田詠太郎の完全移籍加入を発表した。

現在24歳の松田は横浜FMでジュニアユース、ユース、そしてトップチームと駆け上がり、SC相模原や、大宮アルディージャ、アルビレックス新潟とそれぞれ期限付き移籍。今年3月からはサガン鳥栖にレンタル移籍し、J2リーグJ2リーグ10試合、ルヴァンカップ1試合の出場数をマークした。

世代別代表でのプレー歴を持つアタッカーはJ3リーグ降格の熊本入りを受け、クラブ公式サイトで「この度、横浜F・マリノスより加入することになりました、松田詠太郎です」と挨拶するとともに、全力を誓っている。

「ロアッソ熊本の一員としてプレーできることを、大変嬉しく思っています。自分の持ち味を存分に発揮し、チームの勝利に貢献できるよう全力で頑張ります。熱い応援をよろしくお願いします」

一方の横浜FMを通じては「6年間、本当にありがとうございました」と別れの挨拶。感謝の言葉も綴った。

「思うようにこのユニフォームを着てピッチに立てない時間も多く、悔しさやもどかしさを感じる6年間でした。それでも、どこにいても変わらず声援を送り続けてくださった皆さんの存在が、僕の大きな支えでした。心から感謝しています」

「横浜F・マリノスのエンブレムを胸につけ、日産スタジアムのピッチに立ったあの瞬間は、今でも鮮明に覚えています。僕にとってかけがえのない、そして心から幸せを感じた時間でした」

「このエンブレムを背負ってプレーをすることの喜び、難しさ、責任、そして重み。 そのすべてを強く感じながら過ごした6年間でした。アカデミー時代も含め、ここまで歩んでくることができたのは、間違いなくF・マリノスという存在があったからです」

「このチームで過ごした時間は、選手としてだけでなく、人としての僕を大きく成長させてくれました。上手く言葉にはできませんが、F・マリノスは僕にとってずっと憧れであり、これからも変わることのない特別な存在です」

「これからも、心の底から横浜F・マリノスを応援し続けます。マリノスファミリーの皆さん、本当に6年間ありがとうございました。また会える日を楽しみにしています」

また、鳥栖では「1年間という短い期間ではございましたが、本当にありがとうございました」とし、こう続けている。

「シーズン途中での加入にもかかわらず、温かく迎えていただきありがとうございました。自身としては、なかなか結果という形でチームの勝利に貢献することができず、申し訳ない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいです」

「その悔しさと、このチームでプレーさせていただく中で学んだことを糧に、今後も頑張っていきます。本当にありがとうございました」

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