サンフレッチェ広島は21日、松本山雅FCからGK大内一生の完全移籍加入を発表した。
大内は横浜FCのユースからトップチームに昇格。その後、Y.S.C.C.横浜やAC長野パルセイロ、鹿児島ユナイテッドFCを渡り歩き、2024年から松本山雅FCに加入した。
その松本で出番を掴み、今年は明治安田J3リーグ全38試合で最後の砦としてプレー。このたびの広島行きで横浜FC時代以来のJ1リーグ挑戦を果たす運びとなった。
25歳GKは新天地を通じて「初めまして! 松本山雅FCから加入する事になりました、大内一生です」と挨拶。そして、活躍を誓った。
「Jリーグを代表する素晴らしいクラブの一員になれる事をとても嬉しく思います! レベルの高い環境で切磋琢磨できる事、そして最高のスタジアムとサポーターの皆様の前でプレーできるのがとても楽しみです! サンフレッチェ広島に関わる全ての皆様の信頼を早く得られるよう、全力で頑張ります! 宜しくお願いします!」
一方の松本では「松本山雅に関わる全ての皆様」と切り出した上で、これまでに対する感謝の言葉とともに、今後のチームに願いを込めた。
「今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。このたび、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。山雅に加入してから2年間、昇格に貢献することだけを考え、常に100%で取り組み続けました」
「しかし、昇格という目標を叶える力になれなかったのはとても悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいですし心残りです。その悔しさは今後も僕の心の中に残り続けます」
「その中で山雅をもう一度上のステージに戻すための力になりたいという気持ちがある一方で、限られたサッカー人生の中で選手として大きく成長できるチャンスが巡ってきたと感じています」
「非常に難しく無責任な決断かもしれませんが、少しでも理解していただけたら嬉しいです。これからの山雅は既存の選手達と新しく加入する選ばれし者達に託したいと思います」
「これからは僕も山雅サポーターの一員として山雅を陰ながら応援していきます。重ねて、これからも僕の応援もしていただけたらとても嬉しいです。本当に2年間ありがとうございました」
