久保建英が所属するレアル・ソシエダは20日、ペッレグリーノ・マタラッツォ氏の監督就任合意を発表した。任期は来季までの1年半となる。
今季からセルヒオ・フランシスコ新監督のもとでスタートを切ったソシエダだが、成績が芳しくなく、指揮官交代を決断。Bチームを率いるジョン・アンソテギ氏の暫定体制を築き、新指揮官として有力視されたのがマタラッツォ氏で、22日に就任会見が執り行われる。
現在48歳のマタラッツォ氏はニュルンベルクやホッフェンハイムの下部組織で監督やコーチを歴任。ホッフェンハイム時代にユリアン・ナーゲルスマン現ドイツ代表指揮官のもとでアシスタントコーチを務め、後にシュトゥットガルト、ホッフェンハイムを率いた。
シュトゥットガルト時代に遠藤航や伊藤洋輝を指導した過去もあるマタラッツォ氏にとって、今回がドイツ国外で初めての指揮となる。
ソシエダは20日にラ・リーガ第17節のレバンテ戦に臨み、久保のゴールで先制したものの、追いつかれてドロー。暫定16位につける。




