フルミネンセは17日、元ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァとの契約解除を発表した。
2009年1月のミラン入りからパリ・サンジェルマン、チェルシーを渡り歩き、長らく欧州を舞台としたチアゴ・シウヴァだが、2024年夏に古巣フルミネンセに戻り、ブラジルに帰還。41歳の今も先のクラブ・ワールドカップ(CWC)で健在ぶりをアピールしている。
だが、最近は来夏に迫った2026年北中米ワールドカップ(W杯)出場を目指して欧州復帰の意向を持つと報じられるなど、フルミネンセからの退団話が噂に。そのフルミネンセとは来夏まで契約が残っていたが、このたび、打ち切る形で退団が正式決定した。
フルミネンセは「チアゴ・シウバが16日午後にカルロス・カスティーリョ・トレーニングセンターでクラブとの契約を解除した旨を正式に発表する」とした上で、「彼は献身と愛情という遺産を残した。クラブは彼のキャリアにおける献身とプロ意識に感謝するとともに、新たな旅路での成功を祈念している」と記した。
今後についてはアメリカ『ESPN』いわく、家族も住むロンドンにできるだけ近い場所でのプレーが望みといい、引退の予定もないとされる。
