伊東純也と横山歩夢が所属するヘンクは15日、トルステン・フィンク監督との契約解除を発表した。フィンク氏はセバスチャン・ハーン氏とゴラン・コンティッチ氏の両コーチとともに退陣となる。
かつてヴィッセル神戸の指揮を執り、天皇杯優勝でクラブ初タイトルに導いたフィンク氏。2020年9月に神戸を去ってからはラトビアや、UAEを渡り歩き、2023年5月からシント=トロイデンの監督も歴任した。
そして、2024年夏からヘンクの指揮を執り、今季のヨーロッパリーグ(EL)出場に導いたが、ジュピラー・プロ・リーグではここまで6勝6分け6敗の7位。直近の公式戦4試合でも勝利なしだった。
ヘンクはフィンク氏のこれまでを評価、そして感謝した上で、今回の決断についてこう説明している。
「ヘンクは野心的なクラブであり、シーズン開幕前に明確な目標を設定していた。経営陣は最近の成績における不安定さと試合内容のばらつきも鑑みて、もはや成功の道筋を歩んでいないと判断した」
また、後任については探している最中で、決まるまでアシスタントコーチのドメニコ・オリヴィエリ氏とミシェル・リベイロ氏が暫定的に指揮を執るという。


