リヴァプールの象徴が快方に向かっているようだ。
イギリス『BBC』によると、イアン・ラッシュ氏は先週、呼吸困難でチェスター伯爵夫人病院に搬送。インフルエンザの症状があり、2日間にわたって集中治療室で過ごしたものの、回復に向かっているという。リヴァプールのスポークスマンは病院のスタッフに「できる限りの治療をしてくれた」と感謝し、「リヴァプールの全員が早期回復を願っている」と述べた。
現在64歳のラッシュ氏は1980年代にユヴェントスでプレーした時期もあったが、2度にわたってリヴァプールに所属し、活躍。通算660試合の出場でクラブ記録の346ゴールを誇り、5度のファーストディヴィジョン優勝を含め、数多くのチームタイトルにも貢献している。
同メディアによれば、イギリス全土でインフルエンザが流行しており、先週は1日平均2660人がその症状で入院。2021年の統計開始から、この時期としては過去最高で、前週比からも55%増とイングランドの国民保健サービス(NHS)が発表しているようだ。

