サンフレッチェ広島は4日、FWヴァレール・ジェルマンの契約満了を発表した。
フランスの世代別代表歴を持ち、かつてモナコやマルセイユなどで活躍したジェルマン。リーグ・アン通算313試合で61得点29アシストの実力者だが、オーストラリア行きを機に欧州を離れ、今年2月の広島入りで来日した。
広島ではAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)でデビューし、その試合でさっそくゴール。広島入りしてから負傷欠場の期間もあったが、J1リーグでは23試合2得点、天皇杯では5試合出場、Jリーグカップでは7試合2得点をマークしている。
35歳のアタッカーは広島の公式サイトで「サンフレッチェファミリーの皆様へ」や「広島の皆様へ」と綴り、感謝の言葉とともに、それぞれに感謝の言葉。そして、今後のチームにも願いを込めた。
「サンフレッチェファミリーの皆様へ。私の広島での旅は終わりを迎えることになりました。サッカー選手として、そして一人の人間として、本当に素晴らしい経験でした!」
「ピッチ内外におけるすべての瞬間に心から感謝しています。常にチームを鼓舞し後押ししてくださった皆さんと共に作り上げたスタジアムの素晴らしい雰囲気を、私はいつまでも忘れることはないでしょう」
「そして、チームメイトと共にタイトルを獲得できたことを心から誇りに思います。これからはサンフレッチェの大ファンとして過ごしていきます」
「広島の皆様へ日本人の代名詞とも言える寛大さと礼儀正しさをもって私と家族を温かく迎えていただきありがとうございました。広島は私たちの心の中で特別な場所であり続けます。
「最後に、今シーズン素晴らしい時間を共に過ごしたチームメイトとコーチ陣、すべてのスタッフに対して心からの感謝をお伝えするとともに、サンフレッチェのさらなる飛躍を祈っています」
「ありがとうございました。またお会いしましょう」


