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J2復帰逃した栃木、小林伸二監督が今季限りで退任…「私自身の力不足を痛感」

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栃木SCは30日、小林伸二監督が今季をもって退任すると発表した。

大分トリニータや、セレッソ大阪、モンテディオ山形、徳島ヴォルティス、清水エスパルス、ギラヴァンツ北九州といった数々のJリーグクラブで豊富な指導歴を持つ小林氏。2024年5月から田中誠前監督の後任として栃木の指揮を託されたが、最終的に明治安田J3リーグ7位フィニッシュで昇格プレーオフにも滑り込めず、1年でのJ2復帰を逃した。

65歳の指揮官はクラブ公式サイトで「まずはじめに、今シーズンも栃木SCを支えてくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます」と感謝の言葉。そして、退任の経緯を伝えるとともにこれまでを振り返り、願いを込めた。

「当初掲げていた『優勝すること』、そして『6位以内に入りプレーオフを勝ち抜いて昇格すること』という目標を達成できず、私自身の力不足を痛感しております。本当に申し訳なく思っております。熟考の末、このたび退任する決断をいたしました」

「昨シーズン途中から栃木SCの監督を務めさせていただき、このチームのことが心から好きになりました。チームをもっと強くしたい、そして皆さんとともに喜び合いたい、その想いを胸に、日々戦ってきました」

「今シーズンは多くの学びを得た1年でした。特に今シーズンの後半戦、選手、チームスタッフが良い準備をして試合に臨んでくれたことにとても感謝しています。そのなかでも、結果を残すことができなかったことを悔しく感じています。長くサッカーに携わってきたなかでも、ここまで多くを学んだ1年はなかったと思っています」

「ファン・サポーターの皆さま、ホームタウンの皆さま、そしてパートナー企業・自治体の皆さまには、1年間にわたり温かい応援とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。これからも、前へ進み続ける栃木SCのさらなる発展を願っております」

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