日本代表は14日に豊田スタジアムでキリンチャレンジカップ2025に臨み、ガーナ代表と対戦。ガーナも2大会連続でワールドカップ(W杯)の出場切符を掴む実力国だが、前後半に1点ずつを奪いつつ、守りでも綻びなき対応で完封してみせ、2-0で勝利した。
日本を勢いづかせたのが先制弾の南野拓実。16分にボールを奪った流れを一気に持ち上がって折り返しの形まで持ち込んだ佐野海舟のプレーが秀逸だったが、南野も冷静沈着に左足でのトラップからゴール右を狙い澄ました右足フィニッシュを決めた。2試合連発の南野は試合後、代表歴代8位タイの通算26ゴール目となる一撃に「海舟がいいスピードのパスをくれて、(上田)綺世も相手を引きつけてくれたので、あとは決めるだけでした」と味方に感謝しながら振り返る。
そんな30歳FWは復帰した遠藤航がベンチスタートだった兼ね合いもあり、先のブラジル代表戦に続き、腕章を巻いてプレー。それによって、「キャプテンマークを巻いていないときよりも(チームメイトを)気にして声をかけているかも」と話すが、「今、僕以外のみんなも責任感をもってプレーする選手がたくさんいる」とし、ゲームキャプテンだからといって、そこまで気負う必要性に迫られない環境にあるようだ。
約7カ月後に迫った2026年W杯に向けて、選手内でサバイバルレースが熾烈さを極めるなか、このガーナ戦でも21歳の北野颯太と20歳の後藤啓介がA代表デビュー。W杯に向けた準備を進めるチームのなかで、評価が上昇している22歳の鈴木淳之介も含め、ここにきて若い才能の突き上げが際立つ。南野もそれによるチームの底上げを「感じていますね。ここにきてすごく若い選手が増えた」と歓迎した。
「24、25ぐらいの若さがあって、経験も積んだ勢いのある選手が今日もピッチに立っていたし、それはチームにとってすごくいいこと。特に、20歳くらいの選手たちが攻撃陣で練習からギラギラしていた。僕らは結構コアなメンバーが多いし、そのなかでフレッシュさっていうのはチームにいい勢いを与えてくれる」

