ジェノアは1日、パトリック・ヴィエラ監督が退任したことを発表した。
現役時代はアーセナルやユヴェントス、マンチェスター・シティなどでプレーした元フランス代表で現在49歳のヴィエラ氏。引退後は、ニューヨーク・シティ、ニース、クリスタル・パレス、ストラスブールで指揮を執ると、2024年11月にアルベルト・ジラルディーノ監督を解任したジェノアの新指揮官に就任した。
同シーズンこそ、就任時点で降格圏の18位と勝ち点差1ポイントに迫る苦戦を強いられていたクラブを立て直し、11位フィニッシュに持ち込んだものの、今シーズンはセリエA開幕9試合で勝利なし。順位も最下位に沈んでいた。
ヴィエラ氏の退任を発表したクラブは、テクニカルコーチのロベルト・ムルジータ氏が、U-17チームを指揮していた元イタリア代表のドメニコ・クリッシト氏のサポートを受けながら、暫定的に指揮を執ることも併せて発表した。
なお、イギリス『スカイ・スポーツ』は、元ローマ指揮官のダニエレ・デ・ロッシ氏、元トリノ指揮官のパオロ・ヴァノーリ氏、元レッチェ指揮官のルカ・ゴッティ氏らが後任候補に挙がっていると伝えている。



