アルビレックス新潟は25日、クラブ公式サイトで声明を発表した。
今シーズン、水戸ホーリーホックでコーチを務めていた樹森大介氏を新監督に招へいしてスタートした新潟。選手の大幅入れ替えも敢行した中、リーグ戦初勝利が第9節になるなど、開幕から苦戦を強いられた。J1第20節終了時点で4勝7分け9敗、勝ち点19の18位に沈むと、監督交代を決断し、コーチだった入江徹氏を昇格。しかし、最下位に転落するなど状況は悪化した。
前節、東京ヴェルディに0-1で敗れてリーグ戦15試合未勝利となると、25日に行われた明治安田J1リーグ第35節で残留圏の17位・横浜F・マリノスがサンフレッチェ広島を下して勝ち点「37」に。勝ち点「22」の新潟は残り4試合で同クラブを上回れないことが確定したため、26日のヴィッセル神戸戦を前にJ2リーグへの降格が決まった。
降格決定直後、株式会社アルビレックス新潟の代表取締役社長を務める中野幸夫氏は、は「アルビレックス新潟を日頃よりご支援いただいている皆様へ」と題して声明を発表。降格への謝罪を述べ、再起を誓った。
「本日、10月25日(土)の試合結果により、当クラブの来シーズンのJ2リーグ降格が決定いたしました」
「常日頃から多大なるご支援やご声援でチームを鼓舞してくださるサポーターの皆様、パートナー企業の皆様やホームタウン関係者の皆様、後援会員をはじめとした各種会員の皆様、当クラブに関わるすべての方々のご期待に応えられず、J2降格という結果になりましたことを、クラブを代表して深くお詫び申し上げます。シーズンを通じて選手・チームスタッフ、クラブスタッフは取り組みを続けましたが、トップチーム強化、組織運営の至らなさが、このたびの結果をまねいたものと、責任を重く受け止め、真摯に反省しております」
「まずは、今シーズンの残り4試合を、来シーズンに向けたクラブ再生の契機とするべく、今一度チーム一丸となり、新潟の勝利を願う皆様の想いとともに、全力を尽くして戦い抜く所存です」
「そして、今シーズンの悔しさを力に変え、来シーズンからの再起につなげてまいります。これまで以上に、結果にこだわり、再びJ1リーグ昇格を果たすべく、一歩一歩確実に進んでまいります」
「アルビレックス新潟は、クラブを応援してくださるすべての皆様とともにあります。新潟で愛され、J1の舞台で再び躍動をするために、クラブ一丸となって再起を図ってまいります。これからも当クラブへのご支援とご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

