ギリシャの名門パナシナイコスは24日、スペイン人指揮官のラファエル・ベニテス監督の就任を発表した。スペイン『マルカ』によれば、契約は2年半。1年間の延長オプションが付帯されているという。
パナシナイコスはルイ・ヴィトーリア体制でスタートするも成績不振のため、9月15日に同監督を解任。その後はクリストス・コンティス氏が暫定監督を務めていた中、今回の監督交代に踏み切った。そのパナシナイコスはギリシャ1部リーグで1試合未消化で2勝3分け1敗の7位に位置している。
これまでバレンシアやレアル・マドリーなどで指揮し、リヴァプールでは就任1年目でチャンピオンズリーグ制覇、チェルシーではヨーロッパリーグ優勝を果たすなど、数々の実績残してきた名将ベニテス監督。2016年1月にマドリー指揮官を解任されてからは、ニューカッスル・ユナイテッド、大連一方、エヴァートンでの指揮を経て、2023年にセルタの監督に。2024年3月に解任されて以降は、監督業から離れていた。

