チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節が22日に行われ、板倉滉が所属するアヤックスはチェルシーと対戦した。
アヤックスは試合復帰の板倉を4バックの右センターバックで先発させ、チェルシーとのアウェイ戦攻略を狙ったが、17分にケネス・テイラーがファクンド・ブオナノッテに深いタックルを仕掛けると、一発退場判定に。早いうちに10人での戦いを余儀なくされてしまう。
すると、チェルシーはその1分後に敵陣右で獲得したFKの流れからマルク・ギウが先制弾。続く27分にもカウンターからモイセス・カイセドがミドルに持ち込むと、相手に当たったボールがGKの逆を突く形で決まり、早々の突き放しにも成功してみせる。
そのなか、アヤックスは33分のPKチャンスからヴァウト・ヴェグホルストが1点差に迫る反撃弾。だが、45分、45+6分と立て続け続けにPKチャンスをゲットしたチェルシーはエンソ・フェルナンデス、エステヴァンが確実に決め切り、4-1と大きくリードして試合を折り返した。
余裕をもって後半に入ったチェルシーはタイリク・ジョージがハーフタイム明けの出場から3分後にネットを揺らし、4点のリードに。その後も完全にペースを掴み、さらなる得点チャンスを作り続けたチェルシーがアヤックスを防戦一方に追いやり、5-1で快勝した。
“若き才能”が躍動したチェルシーは大会2連勝、公式戦にして4連勝を達成。公式戦2連敗のアヤックスはCLにおいて、開幕から3戦全敗となってしまった。





