マンチェスター・ユナイテッドは19日のプレミアリーグ第8節でリヴァプールのホームに乗り込み、2-1で勝利。マンチェスター・Uがプレミアでアウェイのリヴァプール戦を勝利したのは2016年1月以来。プレミアでの連勝は昨年11月のルベン・アモリム体制誕生から数えても初となった。
代表ウィーク明けの初戦からアウェイのリヴァプール戦と難しい試合に直面したマンチェスター・Uだが、開始早々の2分にブライアン・エンベウモのゴールで先制。78分にコーディ・ガクポのゴールで追いつかれてしまったが、84分にハリー・マグワイアの一撃で突き放し、競り勝った。
マンチェスター・Uの不甲斐ない出来に歯に衣着せぬ物言いが続いたクラブのレジェンドOBも目尻を下げる様子。ロイ・キーン氏は解説を務めるイギリス『スカイ・スポーツ』にて、「これがマンチェスター・Uにとって大きな転機になってくれたらと思う」と今後に期待を込めている。
「この試合の後は戦術やシステムを深く議論する必要などない。これは選手や、パーソナリティ、そしてクオリティを示すのが大事だった。選手はマンチェスター・Uのためにプレーするのを存分に楽しんでいるように感じられたよ」
「彼らは少しツキもあったが、リヴァプール戦ではそれも不可欠。リヴァプールは不調だったとはいえど、彼らにも素晴らしいチャンスがいくつかあった」
「マンチェスター・Uにとっては大きな勝利で、監督にとっても節目となる試合。だが、これを足がかりとしてさらに飛躍していかないとね」



