リヴァプールは19日の本拠地アンフィールドでプレミアリーグ第8節のマンチェスター・ユナイテッド戦に臨み、1-2で敗戦。これでプレミア3連敗、公式戦4連敗を喫した。
代表ウィークを挟み、再起を期したリヴァプールだが、開始早々の2分にブライアン・エンベウモのゴールを浴び、マンチェスター・Uに先制点を献上。78分にコーディ・ガクポのゴールで追いついたが、84分にハリー・マグワイアの一撃で突き放され、競り負けた。
アンフィールドでのマンチェスター・U戦を落としたのは2016年1月以来。公式戦4連敗も2014年11月以来となるスロット監督はイギリス『スカイ・スポーツ』で開始早々の失点、多くの決定機を逃した攻撃、そして数少ないピンチを凌ぎきれなかった守りの部分に唇をかむ。
「ローブロックでロングボールを多用してくるユナイテッドと対戦するとなれば、突破するのは容易じゃなく、高い位置でボールを奪うチャンスも少なくなるし、難しい試合になるのはわかりきったこと。それなのに、(開始)1、2分で失点すると、さらに苦しくなる」
「試合前にユナイテッドのようにクオリティがある選手がローブロックでロングボールを使ってくるチームに対して、チャンスを作れると言われたら、私は大歓迎と返しただろう。通常、こういう内容で落としたりしないが、今回は多くのチャンスを逃してしまった」
「数少ないチャンスが2失点につながり、しかも再びセットプレーからの失点。これが敗因の1つだ」
オランダ人指揮官はまた、試合の流れに影響した相手の先制シーンに「フットボールで負ければ、感情的になるのは当然。特に4連敗もすればなおさら。だが、そのシーンについて話すべきじゃない。言い訳なんてしない」と述べ、改めてチャンスを逃し続けた点を悔やんだ。



