明治安田J1リーグ第34節の湘南ベルマーレvs京都サンガF.C.が19日にレモンガススタジアム平塚で開催された。
7連敗含む17試合未勝利中で19位に沈む湘南。前日には残留圏の17位に位置する横浜F・マリノスが勝利して、勝ち点差は「9」に広がっただけに、泥沼脱出の勝利で逆転残留への可能性を見出したいところ。
一方、2位の京都は勝利すれば、首位・鹿島アントラーズとの勝ち点差を「3」に縮められる。次節にはその鹿島との大一番を迎えるため、2試合ぶり白星で逆転優勝への望みをつなげたい。
目的は違えど、どちらも勝ち点3を渇望する一戦。開始1分で中野伸哉がボックス内でシュートを放つなど、序盤からホームの湘南が積極的に攻め入る。
そんな中、29分に湘南が3試合ぶりのゴールで先制に成功する。敵陣で武田将平のパスが短くなったのを中野伸哉が見逃さず、敵陣中央左でカット。そのまま中央に横パスを送り、最後は主将・鈴木章斗が右足ダイレクトでゴール左に突き刺した。
先制を許した京都はすぐさま反攻。すると36分、ボックス左外でパスを受けた須貝英大がボックス内で小野瀬康介に倒されてPKを獲得。振り出しに戻す絶好のチャンス。しかし、キッカーの原大智の正面へのシュートはGK真田幸太に読まれ、パンチングで阻まれた。
ピンチを凌いだ湘南は45分に更なる追い風。45分、相手最終ラインの背後に蹴ったボールに対して、中野が驚異のスピードで一番に触ったところで、鈴木義宜に倒される。すると鈴木にレッドカードが提示され、湘南が数的優位に立つ。
追いつきたい京都は後半開始から佐藤響と中野瑠馬を、64分に奥川雅也と長沢駿をピッチへ送り込んだ。すると70分に好機。カウンターからボックス左手前に持ち込んだ奥川が右にスルーパス。走り込んだ長沢がシュートを放つと、GK真田が股を抜かれるも右太ももでボールに触れてギリギリのところで防いだ。
終盤に差し掛かると、両者の攻防はより激しさを増すも、どちらにもゴールが生まれないまま終盤へ。このまま湘南の勝利課と思われた後半アディショナルタイム10分、京都が土壇場で追いつく。ボックス右手前で山田楓喜がボールを持つと、ふわりとファーサイドへ。これを須貝が頭で合わせると、ボールはゴール左へ吸い込まれた。
このゴールで試合は1-1で試合終了。湘南はあと一歩のところで勝利を逃し、リーグ戦18試合未勝利に。対する京都は勝利こそ逃すも、4試合無敗を継続。次節、勝ち点5差で首位に立つ鹿島との大一番を迎える。



