アンデルレヒトのベスニク・ハシが、後藤啓介について言及した。ベルギー『VoetbalPrimeur』が伝えている。
今夏アンデルレヒトからシント=トロイデンへのレンタル移籍を決断した後藤。すると今季はジュピラー・プロ・リーグでここまで8試合3ゴール。移籍直後は途中出場がメインだったものの、直近3試合では先発出場を果たしている。
後藤が新たなクラブでレギュラーを確保しつつある中、19日に行われるリーグ第11節でシント=トロイデンvsアンデルレヒトが開催される。この一戦に向けて、記者会見に出席したアンデルレヒト指揮官が今夏の後藤の移籍劇について口を開いた。
「8月初めに話をしたんだ。彼はU-23チームのレベルをすでに超えており、ファーストチームに所属するべきだと思っていた。だが、彼は焦っていた。アドリアーノ・ベルタッチーニが来るのもわかっていたし、カスパー・ドルベリも残っていた。だから出場機会を欲しがっていたんだ」
そして、後藤はSTVVでゴールを重ね、主力としての地位を確立しようとしている。「彼はそこで理想のクラブを見つけ、好調を維持している」と指揮官も称賛。「もし残留していたらファーストチョイスか、セカンドチョイスになっていたかもしれないが、後から言うのは簡単だ。もし彼が成長を続け、シーズンで12ゴールを挙げるようになれば、アンデルレヒトのNo.1ストライカーになるだけの資質は十分にある」とここからの更なる成長に期待を寄せた。



