南野拓実が所属するモナコは11日、新指揮官としてユニオン・サン・ジロワーズを率いるセバスチャン・ポコニョーリ監督が就任することを発表した。契約期間は2027年6月まで。
2シーズン連続でチャンピオンズリーグ(CL)に出場しているモナコは今シーズン、アディ・ヒュッター体制3年目を迎えた。しかし、スタートにつまずき、公式戦直近5試合でわずか1勝しかできなかったことやロッカールームで一部との不和があったとし、10日に同監督を解任していた。
ポコニョーリ監督は現役時代、スタンダール・リエージュやハノーファー、WBAなどでプレーした元ベルギー代表。2020-21シーズンにユニオンSGで引退後、同クラブのU-21チームの監督を務め、指導者キャリアをスタートし、ヘンクのU-18チーム、U-18ベルギー代表を経て、2024年夏にユニオンSGのトップチームの監督に就任した。
すると、2024-25シーズンには現在ホッフェンハイムでプレーする町田浩樹らと共に、90年ぶりのベルギー1部リーグ優勝を果たした。今季もリーグ戦第10節を終えて、7勝2分け1敗で首位に位置していた。

