日本代表が12日、14日に東京スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ2025のブラジル代表戦に向けて千葉市内でトレーニングを実施。クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)MF斉藤光毅が練習後のメディア取材に応じた。
パリ五輪の日本代表で10番を背負った斉藤は今活動で初のフル代表入り。さらに呼ばれるだけにとどまらず、10日にパナソニック スタジアム 吹田で行われたキリンチャレンジカップ2025のパラグアイ代表戦に66分から出場し、デビューを果たした。
爪痕を残そうと武器の仕掛けに徹したが、不発に。そのデビュー戦から数日が経ったが、「『すべてにおいて成長しなきゃいけない』って感じたので、悔しさもあります。常に『練習から意識しなきゃ』と思いました」と改めて反省の言葉が口を突く。
また、「気負いすぎた」と自己分析。「チャンピオンシップでもあれぐらい強い選手や堅いチームはいるけど、ああいう場で出せない、抜けないっていうのは自分の実力。そこはしっかりと受け止めて成長していかなきゃいけないです」と述べた。
そんな24歳は次も出場すれば2キャップ目となるが、相手は“サッカー王国”ブラジル。パラグアイよりもレベルの高い相手になるが、「まず自分を出せていないので、自分が満足できるプレーを出したいし、出さないといけないです」としている。
森保一監督からは「挑戦し続けた、仕掛け続けたのはプラスな面」との言葉をもらったと言うが、斉藤は「そこがなくなったら終わりだし、そこは続けていきたいと思っています」ときっぱり。さらにこう続け、飛躍を誓った。
「どんな相手が初キャップだろうが、出た試合で活躍しなきゃ意味ないと思うし、相手どうこうと言っていたら、W杯(のメンバー入り)とも言えないです。自分のなかでもあんまり言いたくない」
「相手どうこうっていうよりも自分のプレーに満足できなかったので、そこが悔しかった。そこを頑張っていきたいなと思います」
