日本代表MF田中碧がブラジル代表戦へ抱負を語った。
日本は10日に行われたキリンチャレンジカップ2025でパラグアイ代表をホームに迎え、2-2のドローで終わった。これで9月シリーズから3試合未勝利となった中、14日には東京スタジアムに強豪のブラジルを迎える。
パラグアイ戦で先発から78分までプレーした田中はブラジルの印象について、「(攻撃的な選手が前線に)攻め残りしたり、サイドバックから縦パスを受けたウイングがボールを失わずにカットインしてきたり、個人能力が高いです」と語り、試合のポイントして「中盤も含めてバトルに負けないこと。守備で(優位な)局面をつくることが鍵になる」と話した。
「コンパクトにして、スペースを与えないのが大前提。一対一で負けないようにして、2対1の数的優位をつくることやカウンターを決めきる、セットプレーを取るなどの作業が強豪相手には大事になると思います」
また、2022年6月に0-1で敗れたブラジル戦で先発していた田中は当時を振り返り、「スコア以上の差があったと思います。チームとしてのレベルを感じたし、まだまだでした。強豪をW杯で倒さなければいけない中で前回はとても勉強にもなったし、足りないとも感じました」と口にしつつ、「それをまたここで。とはいえ、勉強しにいくわけではないし、勝たなければいけない。最善策での勝利を求めていかないといけないです」と、結果にこだわる姿勢を強調した。
日本対ブラジルは14日に東京スタジアムで19時30分にキックオフを迎える。
