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パリ五輪代表の10番が初のフル代表入り! 斉藤光毅「やっとスタートライン。活躍したい」

日本代表が6日、千葉市内で練習を実施。クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)FW斉藤光毅も初日から合流した。

パリ・オリンピックの世代別代表で10番を背負った斉藤は今回が初のフル代表入りで「ずっと選ばれたかったし、やっと選んでもらったので、活躍して爪痕を残したいです」とストレートな思いを口に。三戸舜介ら同世代が先にフル代表を経験し、「刺激」と「危機感」を抱きながらここまでアピールを続け、「ずっと選ばれたくて、やってきました。やっとスタートラインというか、選ばれてゴールじゃない。そこで活躍したいです」と力を込めた。

そんな24歳アタッカーはロンメルSK、スパルタ・ロッテルダムでのプレーを挟み、現在はQPRに所属。今季を迎えるにあたっては一旦保有元のロンメルに戻り、8月からQPRに完全移籍で再加入した。その決断を問われると、「めちゃくちゃ難しかったですね。いろんな状況が重なって、いろんな難しい状況ができてっていう感じだったので…。でも、どこのチームに合流しても活躍する準備をしていたので、それはよかったかなと思います」と回想した。

今回の代表ではウイングバックとしての役割が見込まれ、「まずはどんどんと仕掛けたいです。わかりやすいのが仕掛けだと思うので、そこを出していきながら、ほかの選手との距離感も大事にしていきたいです」とイメージ。2026年ワールドカップ(W杯)のメンバー入りに向けても「もちろん、自分も目指したいです。今回選んでもらえて、爪痕を残したいってより思いますし、何か残せたら」と語っている。

今月の代表ウィークも先月のアメリカ遠征に続いて、世界との力試しとなる日本代表は10日にパナソニック スタジアム 吹田でパラグアイ代表と対戦。14日には東京スタジアムでブラジル代表戦を迎える。

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