日本代表GK鈴木彩艶がパルマを今季のセリエA初勝利に導いた。
今季のコッパ・イタリアでこそ順調に勝ち進むものの、セリエAでは開幕から4試合で2分け2敗と勝利なしのパルマ。29日の第5節ではトリノをホームに迎え撃ち、今や押しも押されぬ守護神の鈴木は今節もフル出場した。
試合は36分にマテオ・ペレグリーノのPK弾でパルマ先制で動き、50分にシリル・ヌゴンジュの同点弾でトリノも反撃。だが、72分にペレグリーノの2発目がパルマが再びリードし、2-1の勝利でリーグ戦初白星を手にした。
イタリアメディア『tuttomercatoweb』は「7点」の採点をつけ、「日本人GKの素晴らしいパフォーマンス」と寸評を続ける。
「決定的なセーブでキープレーヤーとしての力を示す。前半の(ジョバンニ・)シメオネに対する反射神経は驚異的で、後半も少なくとも2つの決定的なセーブでパルマのリードを維持。ゴール前での安定感と正確な飛び出しが光った」
リーグ戦5試合目にして初白星のパルマは14位に浮上。10月4日に行われる次節もホーム戦となり、レッチェと対戦する。





