ウェストハムは27日、ヌーノ・エスピリト・サント氏の監督就任を発表した。契約は3年。29日に敵地で行われるプレミアリーグ第6節のエヴァートン戦が初陣となる。
ウェストハムは昨季途中から、かつてブライトンやチェルシーなども率いたグレアム・ポッター氏を監督として招へい。だが、今季のプレミアリーグ開幕から5試合で13失点と守備の脆さを露呈するなど、1勝4敗の19位と苦戦を強いられ、ポッター監督の解任を決断した。
後任となるヌーノ氏はかつてウォルヴァーハンプトンなどでも指揮し、2023年末からノッティンガム・フォレストの監督に。昨季はプレミアリーグ7位フィニッシュとともに、紆余曲折あってヨーロッパリーグ(EL)出場にも導き、6月に2028年夏までの新契約を結んだ。
そうして今季を迎えたが、エヴァンジェロス・マリナキス会長との関係悪化が表面化。グローバル・フットボール・ヘッドに就任したエドゥ氏との間でも亀裂と報じられるなか、今月上旬に解任の憂き目に遭い、フリーだった。

