ウォルヴァーハンプトンは18日、ヴィトール・ペレイラ監督と新たに3年契約の締結を発表した。
ヴィトール・ペレイラ氏は母国ポルトガルのほかにも、サウジアラビアやギリシャ、ドイツ、中国、ブラジルと様々な国で指揮した経験も持ち、2014年12月からウォルヴァーハンプトンの監督に就任。着任した当時のチームは降格圏に沈む状況だったが、残留に導いた。
そうして迎えた今季のここまでプレミアリーグ開幕からよもやの4連敗で最下位に沈むウォルヴァーハンプトンだが、ヴィトール・ペレイラ監督の最終年だった契約を新たに2年延長する運びに。新契約は2028年夏までとなる。
ヴィトール・ペレイラ監督はクラブ公式HPで「光栄なこと」とした上で「今こそ団結すべきとき。我々はワンクラブシティであり、街もフットボールを愛している。情熱なんだ。リーグの強豪チームと戦い、競い合うためにこの精神をともに築く必要がある」などと述べた。
チームの現状からすると、不自然なタイミングでの契約更新だが、『The Athletic』は昨季終盤からの協議の末とし、ジェフ・シー会長の全面的な信頼、そして指揮官への権限を示すものと主張。リスクこそあるものの、チームの安定感に繋がることを期待しているとも伝えた。



