今季のフェイエノールトで絶好調の日本代表FW上田綺世を現地メディアも称えた。
今季でフェイエノールト加入3年目の上田。エールディヴィジ開幕から4戦4発の27歳ストライカーは17日に行われた第3節延期分のフォルトゥナ・シッタート戦にも先発すると、40分に敵陣で味方が相手のパスをひっかけた流れからゴール左隅を狙い澄ました左足フィニッシュで先制点をマークした。
2試合ぶりのゴールとなる上田はこれで開幕から5試合で5ゴール目となり、得点ランキングでもトップタイに浮上。オランダ『De Telegraaf』は追加点を決めた19歳のアイメン・スリティの活躍ぶりを取り上げるとともに、上田の働きを評価している。
「先制点をマークした27歳のアヤセ・ウエダのゴール欲も同じくらい満足できる。2シーズンを経て、ようやく本領を発揮し始めたようだ。フォルトゥナ戦では開幕から5試合で5ゴール目となる得点をマーク。フェイエノールトで最高の時期を過ごしていたサンティアゴ・ヒメネスでさえ、この数字を羨ましがっただろう」
同メディアはまた、フェイエノールトが今季の欧州カップ戦も睨み、今夏にカスパー・テングシュテットとサイル・ラリンを獲得してFW陣の強化に動いた点を指摘した上で、「現時点で誰もチームから外そうとはしないはず」と上田が一番手ストライカーとしての地位を確立しているとも伝えた。
上田のゴールゲッターぶりが光るなか、フェイエノールトも唯一の開幕5連勝とスタートダッシュに成功。今後も上田の活躍が注目される。





