マンチェスター・ユナイテッドは現時点でルベン・アモリム監督の解任を検討していないようだ。
今季を迎えるにあたり、マテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモ、ベンヤミン・シェシュコを獲得したほか、プレシーズンでチームを作る時間もあったが、開幕してみると、ここまで公式戦5試合でわずか1勝のマンチェスター・U。今季は欧州カップ戦がなく、完全に国内集中のシーズンだが、カラバオカップでリーグ2(イングランド4部相当)のグリムズビー・タウンにPK戦の末に敗れ、早くも1つのタイトルチャンスを失っている。
直近のプレミアリーグでもマンチェスター・シティとのダービーマッチを0-3で落としたマンチェスター・Uは開幕4試合で勝ち点4の上積みにとどまっており、これは1992-93シーズン以来のワースト。イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、長期的なプランを持つマンチェスター・U内でも結果への不満が高まっているが、監督交代は計画されていないという。
いずれにしろ、今季も苦しい戦いが続くマンチェスター・Uは20日に行われる次節、チェルシーとのホーム戦。マンチェスター・Cに続いて強敵となるが、内容を含めて上向く兆しがないようであれば、さらにアモリム監督の解任論が高まるかもしれない。

