ノッティンガム・フォレストのアンジェ・ポステコグルー新監督がトッテナム時代の解任秘話を語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
ポステコグルー氏はセルティックでの手腕が買われ、2023年夏から昨季までトッテナムを指揮。昨季はヨーロッパリーグ(EL)優勝に導いたが、プレミアリーグでなんとか残留の17位に終わり、シーズン終了後に解任の憂き目に遭った。
トッテナムからの解任発表はEL優勝から2週間後のことだったが、ポステコグルー氏は自身のなかでずっと前から予期した出来事だったようだ。N・フォレスト監督就任後の初会見で当時をこう振り返っている。
「そういうときが来るのは認識していたし、驚きなどなかった。決勝のかなり前から覚悟していた。だが、優勝し、パレードもした。素晴らしい3日間だったし、台無しにしたくなかったが、もう決定事項だと悟っていた」
「私の立場からすれば、それを受け止める時間があった。不当と感じるかどうかは別として、そうした決定や判断は他の人が下すもの。それは彼ら次第であり、理由を問うべきは彼らだ」
「確かなのはあの2年間が非常に厳しいものだったということ。だが、フットボール部門の素晴らしい人々とも働けた」
「サポーターにつらい経験をさせてしまったが、私をハグしたり、夕食に招かないスパーズサポーターなどいない。だから、少なくとも何かしら正しいことをしたに違いない」
また、「我々が成し遂げたことを誇らしく思うし、これからもずっと私の心の特別な場所を占める続けるはず」とトッテナムでの日々に胸を張ると、解任劇は監督業をしていればつきものとの認識を示した。
「終わり方がどうだったかはそんなに深く気にしていない。フェアに言うと、私はセルティックと横浜(F・マリノス)を去った。それぞれはきっと残念がったことだろう。つまり、それもビジネスの一部ということだ」
「だが、私がここに来られたのはそのおかげだし、そういうのが起こるのには理由があるのか





