かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした元フランス代表FWアントニー・マルシャルがメキシコに活躍の場を移すようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者のレポートによると、29歳ストライカーはモンテレイに移籍するという。所属先のAEKアテネからもモンテレイのメディカルチェックと契約締結のため、メキシコへの渡航許可を受けたという。
マルシャルはリヨン、モナコを経て、2015年夏にマンチェスター・U入り。2019-20シーズンのプレミアリーグで17ゴールの活躍を披露した時期もあったが、負傷と復帰を繰り返すなかで序列を下げ、セビージャへの半年レンタルも経験した。
昨季からはマンチェスター・Uとの契約満了に伴ってAEKアテネにフリー移籍し、ギリシャでも怪我との付き合いながら、公式戦24試合で9ゴールをマーク。だが、今季はカンファレンスリーグ2回戦1stレグでプレーしてから不出場が続いていた。
ギリシャメディア『SPORT24』によれば、AEKアテネは移籍金として100万ユーロ(約1億7000万円)を受け取る見込み。また、マルシャルに対するサラリーの支払いがなくなることで、およそ550万ユーロ(約9億5000万円)の削減に至るようだ。
先のクラブワールドカップにも出場するなど、メキシコの強豪として知られるモンテレイではセルヒオ・ラモスや、セルヒオ・カナレスがプレーしている。




