香港プレミアリーグ(1部)の傑志(キッチー)は10日、元スペイン代表MFアシエル・イジャラメンディの加入を発表した。背番号「5」をつける。
35歳のイジャラメンディはレアル・ソシエダでプロ入り後、2013年夏から2シーズンにわたってレアル・マドリーでプレー。2015年夏からソシエダに戻り、2022-23シーズンに加入1年目の久保建英とも共闘している。
2023年夏からは慣れ親しむラ・リーガを離れ、メジャーリーグサッカー(MLS)のFCダラス入りでアメリカへ。そこで2シーズンを過ごした後、1月にフリーとなり、無所属状態だった。
今夏から傑志の指揮を執るイニゴ・カルデロン監督は同胞MFの加入について「アシエルは非常にクオリティのある選手だ」と歓迎し、期待感も膨らませる。
「彼の経験とリーダーシップはチーム、そしてクラブにとって大きな財産となるはず。彼が傑志でプレーする姿を見るのが楽しみだよ。彼はシステムやプレースタイルの面で、まさに我々が必要としている選手であり、このチームに多くの恩恵をもたらしてくれるはずだ」
傑志は昨季の国内リーグこそ4位に終わったが、過去12度の優勝経験を持つ香港の有力クラブ。2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではベスト16進出の成績を収めている。


