マンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョはついにチェルシー移籍が決まったようだ。
『The Athletic』は「チェルシーがガルナチョの獲得でマンチェスター・Uと合意した」と報じ、10％の転売条項とともに、移籍金4000万ポンド（約79億3000万円）で決着したレポート。ガルナチョはチェルシーと2032年夏までの7年契約を結び、29日にもメディカルチェックを受ける見通しという。
ガルナチョはマンチェスター・Uでアカデミー産の次世代スターとして大きな期待を集める存在で、昨季も公式戦58試合で11得点10アシストをマーク。だが、昨季途中から就任したルベン・アモリム監督と反りが合わず、今夏の移籍話に揺れる選手の1人だった。
マンチェスター・Uのプレシーズンツアーにも参加しないなど、退団が既定路線となるなか、ナポリなどの国外からも関心が取り沙汰された21歳アタッカーだが、チェルシー行きだけを望むとの報道も。そうして交渉を本格化させたチェルシーが獲得に漕ぎ着けた。
なお、『The Athletic』のローリー・ウィットウェル記者によると、マンチェスター・Uは当初の要求額だった5000万ポンドに届かずの結果となったが、クラブのアカデミー出身選手として最高額の売却額で、過去の放出でもクリスティアーノ・ロナウド、ロメル・ルカク、アンヘル・ディ・マリアに次いで高額とのことだ。
