ドルトムントは26日、ニコ・コヴァチ監督との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。
現在53歳で現役時代はヘルタ・ベルリンやバイエルンなどでプレーした元クロアチア代表のニコ・コヴァチ監督。指導者としては、これまでクロアチア代表、フランクフルト、バイエルンなどの監督を歴任し、2024年3月にヴォルフスブルク指揮官を解任された後、2025年1月にヌリ・シャヒン監督の後任としてドルトムントの監督に就任。当時はブンデスリーガで11位に位置していたクラブを4位に導き、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保した。
契約延長が決まったニコ・コヴァチ監督は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「この6ヶ月間、ボルシア・ドルトムントを再び軌道に乗せるために、共に大きく前進してきた。監督として私たちへの信頼は高く、クラブとファンの皆様と共に特別な何かを成し遂げられると確信している。ここ数週間の話し合いを通して、これまでの成果を基盤に、このクラブで長期的な成功を収められるという私の確信はより強固なものとなった。私たちの目標は、懸命な努力、明確な判断、そして仕事を楽しむことを通して、ボルシアをかつての姿に戻すために自らの役割を果たすこと。達成したいことはたくさんある」
復権を狙うドルトムントは今季のブンデスリーガ開幕戦で、ザンクトパウリと対戦し、3-3のドロースタートとなっている。



