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日テレ・東京VベレーザのなでしこジャパンFW土方麻椰、アストン・ヴィラに完全移籍! 「約9年間、本当にお世話になりました」

日テレ・東京ヴェルディベレーザは22日、なでしこジャパンの土方麻椰がアストン・ヴィラに完全移籍することを発表した。

現在21歳の土方は2022年12月に日テレ・メニーナからトップチームに昇格。昨シーズンはWEリーグで19試合7ゴールを記録して、チームの優勝に貢献。クラブ通算では公式戦71試合28ゴールを記録した。なでしこジャパンでは2024年10月に初選出されるも、負傷のため辞退。今年7月のE-1サッカー選手権でもメンバーに選ばれたが、コンディション不良のため、不参加となっていた。

海外挑戦が決まった土方は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「いつも応援してくださっている皆様、新シーズンが始まったタイミングの報告となってしまい申し訳ありません」

「このクラブに在籍して約9年間、本当にお世話になりました。メニーナに加入してベレーザに昇格して、たくさんの方に指導してもらい、笑って泣いて成長して、多くの経験をすることができました。常に勝負にこだわりサッカーの面白さを学ぶことができて、ベレーザという歴史あるクラブでサッカーができたことは自分にとって本当に大きな財産です」

「互いに高め合える素敵なチームメイトと出会えて、人としても成長させてくれたスタッフがいて、周りの環境に恵まれていて本当に幸せだったなと改めて感じています」

「また、どんな時も背中を押し続けてくれて、一緒に戦ってくれたファン・サポーターの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ベレーザサポーターの温かい応援は間違いなく世界一だと思っています。そんなサポーターの方々と喜びを分かち合う瞬間が本当に嬉しくて、サポーターに勝利で恩返しすることが毎試合の目標の一つでした。なんでかわからないですけど肘肩ダンスが爆誕して、毎試合得点を取ることの喜びがより倍増しました。本当にありがとうございます!」

「このクラブを離れる事は寂しいですが、もっともっと成長するために、自分の目標を達成するためにも、この度いただいたチャンスをものにしようと強い覚悟を持って決断しました。ここに至るまでも、たくさんの方々から背中を押してもらい、チャレンジすることができました」

「新天地での活躍を必ずみなさんに届けられるように、自分らしく楽しんで、全力で頑張ります! そして、またお会いしたときに成長した姿を見せれるようより一層努力します! まずは怪我を治して復帰に向けて頑張ります!」

「最後に、ファン・サポーターの皆様、ホームタウン、パートナー企業の皆様、ベレーザ、ヴェルディに関わる全ての皆様に心から感謝しています。どこへ行ってもヴェルディファミリーです! 土方チャント大好きです! 本当にありがとうございました!」

また、アストン・ヴィラの女子フットボールディレクターを務めるマリサ・エワーズ氏は、「マヤは将来有望で万能なフォワード。彼女をアストン・ヴィラに迎え入れることができてワクワクしている。優れた技術を持っており、私たちの将来にとって大きな存在だと信じている」と期待を語っている。

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