マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドがミラン行きに前向きな姿勢を示すようだ。
イギリスの地元メディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』は「ホイルンドがミランへの移籍を検討中」とし、マンチェスター・Uは復帰したマッシミリアーノ・アッレグリ監督のもとで再建を目指すミランとの契約締結に自信を抱くと報じた。
マンチェスター・Uはホイルンドの移籍金額を3000万ポンド(約59億6000万円)ほどと見積もり、完全移籍を模索している様子。だが、ミラン側はレンタルでの獲得を見込み、マンチェスター・Uの狙い通りに話が進むかどうかは読めない状況という。
今夏を通じて攻撃陣の補強に精を出すマンチェスター・Uはマテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモに続いて、ベンヤミン・シェシュコを獲得。ホイルンドは加入からまだ2年だが、シェシュコの加入で退団の道がより現実味を帯びたとされる。
まだ22歳と若いホイルンドは先日、「何が起ころうが、残って自分のポジションを勝ちとることだ」と残留意思を公にしたばかり。だが、先のフィオレンティーナとのプレシーズンマッチではメイソン・マウントが9番ポジションで先発していた。
そんなホイルンドは最近の代表活動に目を移せば、直近16試合でわずか1ゴールにとどまり、2026年ワールドカップを目指すチームでも不振ぶりが目立つ。ここでイタリアで心機一転を図るのか、今後の動向に注目だ。





